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学生街の物件を居抜きで売却したい!高額売却成功の考え方、ポイントを解説

2024-04-23 14:11:41.0 更新


画像素材:PIXTA

学生街はこれまで、大学や専門学校、学生が住むアパート、学生寮などが集まっている地域を表す言葉でした。しかし、時代とともにまちの様子は変化。出店場所として注目されるように。そんな学生街の居抜き物件を上手に売却するために知っておきたいポイントをまとめました。

学生街は魅力の多い場所!

学生街は、学生を中心に人が集まっていて、生活の大半を過ごす場所です。そのため、商圏としての価値が見出され、飲食店や娯楽施設などが出店するようになりました。以前は「学生街は商売に向かない」と考えられていましたが、学生街にある店舗を売却できる可能性は十分にあります。では、学生街が持つ商圏としての魅力とは具体的にはどのようなものでしょうか。まず、週末は閑散としがちなビジネス街に比べ、学生街は生活の場であるため、平日・週末を問わず、人流があり賑やかです。日常的に利用されるためリピーターも獲得しやすいでしょう。学生が移動しやすいように、公共交通機関が発達しているのも魅力。大学を卒業しばかりの若い社会人がそのまま暮らしていることも多く、なかには単身者から家族世帯まで暮らしやすい街として、人気が広がっている地域もあります。

学生をターゲットとしているため、まち全体の物価は低い傾向に。物件も同じで、家賃相場は低い地域が多いです。昨今、人手不足に悩む飲食店は多いですが、学生街であれば学生アルバイトの確保がしやすいのも嬉しいポイントといえるでしょう。長くその地に店舗を構えていると当たり前に思いがちなことも、店舗の売却時には強みになることも。集客や店舗運営にプラスになっていることがないか、見直してみてください。

学生街と相性のよい店舗は?

魅力の多い商圏であるものの、主なターゲットは学生、そして若い社会人とはっきりしています。そのため、出店が向く店舗・向かない店舗があります。まず、単価が高い高級店は集客に苦労するでしょう。一方、気楽に入れる価格設定の店は歓迎されやすい傾向があります。カレー、丼もの、定食、中華料理、ラーメン、居酒屋といった業態の居抜き物件は高い需要が期待できます。ただし、学生のアルコール離れは進んでいます。居酒屋の物件を売却する場合、同業種だけでなく、食堂への転用などを視野に入れて売却先を探すことをおすすめします。また、話題性のあるスイーツや軽食などをテイクアウトする学生は少なくありません。視認性が高く、テイクアウトに向いている店舗も需要があるでしょう。

一方で学生らがグループで飲食店に集まり、騒音トラブルを起こすケースは珍しくありません。マンション1階のテナントなど、生活者と距離が近い場合は注意が必要。売買契約の交渉が進んでいても、大家さんから居抜き売却NGが出ることも考えられます。周辺への影響も考え、確実な売却につなげましょう。一部では、学生街を出店場所として敬遠するケースもあります。その理由は、長期休暇中は人流が一気に減るため。近くにビジネス街や住宅地などがあると、学生が動かない期間も集客ができる可能性があります。エリアの強みとしてアピールしてください。


画像素材:PIXTA

学生街の活性化が進む

学生が卒業後も定住する街づくりを進めるために、産官学が連携し、学生街の活性化進める動きが各地で出ています。こうした取り組みは、今後出店しようとする方々にとって朗報。街の盛り上がりを感じさせる情報があれば、積極的にしましょう。

居抜き物件では、店舗の形状・機器や設備の内容といった店舗そのものの価値に加え、立地が大きく影響します。飲食店業の経営は、店舗の立地に大きく影響を受けるためです。居抜き売却時には「学生街」に店舗を構えるメリット、デメリットをカバーする施策などを積極的にアピールし、より良い査定を目指してください。

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