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飲食店の店舗売却の相場が知りたい!20坪の店が300万円で売れるって本当?

2025-05-14 14:11:38.0 更新


画像素材:PIXTA

飲食店を閉店し物件を手放す場合、賃貸借契約にのっとり、スケルトン状態に戻すために原状回復工事をおこないます。しかし、現オーナー・新オーナー両者にとってデメリットがあるため、店舗売却を検討する方は多いのではないでしょうか。そこで気になるのが、売却相場。目安や査定のポイントを知り、満足できる金額での取引を目指しましょう。

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店舗売却には居抜き売却とM&Aがある

まず知っておきたいのは、売却方法である「居抜き売却」と「M&A」の違いです。「居抜き売却」では、物件の内装や設備を営業していたままの状態で売却します。立地や広さ、造作などの価値が売却額を左右します。一方、事業のみを譲渡する「事業譲渡」、もしくは経営権を移転する「株式譲渡」を行うのが「M&A」です。資産や営業利益、キャッシュフローなどが売却額に影響します。なお、個人店が店じまいをする場合は、「居抜き売却」がオーソドックスな方法です。

居抜き売却の相場には開きがある

実際のところ、居抜き売却はどれくらいの価格帯で行われているのでしょうか。都内の20坪程度の店舗で、50万円〜300万円が目安とされています。かなりに価格に開きがあるのは、多くの要素がからみあっているためです。そして、どの要素にも共通して言えるのが、「需要があるかどうか」。つまり、買い手がつきにくい物件であれば安い価格しかつきませんが、買い手候補が多く現れる物件ならば当然、高値になります。では、買い手はどういった要素を見るのでしょうか。

■立地
立地の良さは、物件の価値に大きく影響するものです。駅近くや繁華街、交通の便が良い場所、路面店などは、やはり需要があります。また看板を出せる面積が大きい場合、視認性を高められるので評価にプラスになります。

一方で人気エリアといわれる立地であっても、表通りから奥まっている、裏取りにある、駅など中心となる場所から500m以上離れている場合、評価額は下がる傾向に。また、そのエリアの競合他社がどういった経営戦略のもと営業しているかも買い手が気にする要素です。

■業態
人気がある、開業しやすい業態には、買い手がつきやすいため、査定にプラスになるでしょう。とはいえ、同業態だけが買い手候補になるわけではありません。別業態にしやすい造りの店舗も、買い手から注目されやすい傾向があります。重飲食は開業できる物件が限られるため、評価が高くなる可能性があるでしょう。

■設備
設備の状態が良かったり、新しかったりすれば、買い手はそのまま使うことができるので、価値があると見なされます。製麺機のような専門的な厨房機器は購入すると高額なため、買い手からすると物件とともに手に入れられればうれしいもの。反対に、希望の厨房機器が含まれていなければマイナスに作用します。

注意が必要なのは、リース品がある場合です。リース残高を清算して返却する以外に、リース品を買い取って売却対象に加える、現オーナーが交わしているリース契約を新オーナーに引き継ぐという方法もあります。事前にリース会社に確認・相談しておくことをおすすめします。

■データがある
上記のような要素で優位なものが少ない場合、ぜひ用意したいのが「データ」です。地域性や集客のデータ、競合のデータ、これまでの収益・利益率のデータなどは、そこで実際に営業してきた人にしか提示できないものです。今後の経営の参考になるデータを出し、価格交渉する際に役立てましょう。


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店舗の雰囲気も評価の対象

売却価格に影響し得る要素は、物件そのものの価値だけではありません。雰囲気がいい=衛生面の管理や清掃が行き届いていると、内見の際に決断を後押しできるかもしれません。日々の清掃はもちろんこと、簡単なメンテナンスをして、見た目の印象が良くなるのであれば、実行してみましょう。

売却に影響する要素が分かっていても、自店を客観的に見るのは簡単ではありません。店舗売却を進める際には専門家に相談することをおすすめします。また、売却するにはタイミングも重要です。景気や店舗売買のマーケットの動きを見れば、売却価格は変わります。良い時期に備えるためにも、思い立ったら行動してみましょう。

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