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地下店舗・空中店舗の売却は不利?高く売るためにPRすべきポイントは?

2024-04-23 14:11:41.0 更新


画像素材:PIXTA

路面店と比べると、売却に不利だと思われがちな地下店舗・空中店舗。しかし、地下店舗・空中店舗にしかないメリットはありますし、特徴を改めて理解すれば売却は可能です。そこで、売却時にPRしたいポイントをご紹介します。

地下店舗・空中店舗の家賃は路面店の約半分

視認性が高い分、売上が期待できる路面店に注目する出店希望者は多くいます。一方で、家賃は地下・空中店舗に比べると高額。物件ごとに違いはあるものの、家賃は1.5~2倍、開業のための初期費用は2.5倍にもなることは珍しくありません。資金力がなければ開業するのは難しいのが現実です。

また、路面店は家賃が高いために、資本力の大きい法人との契約を望む家主・不動産業者は少なくありません。そのため地下・空中店舗にしぼって物件探しをしている出店希望者もいます。さらに、SNSを利用した情報収集、集客ツールとしてのSNSの活用が一般的になっている昨今。店舗の場所よりも、いかにツールを活用するかが肝になりつつあります。こうした点から地下・空中店舗への需要は十分にあるといえます。

地下店舗売却のためのポイントは?

地下店舗の最大のメリットといえば、店の雰囲気を保ちやすいことです。地下店舗は遮音性が高いため、周囲に気をつかう必要がありません。「高級感」「特別感」「隠れ家」といったコンセプトでの店舗づくりがしやすいのです。特に、専用の外階段で地下階に下りるような設計であったり、ドライエリア(建物の周囲の地面を掘ってつくるスペースのこと。空堀とも呼ばれる)を有したりする場合、かえって注目物件になっています。

出店希望者の中には地下階で十分な換気ができるのか、においや熱がこもらないか、不衛生な環境にならないかと懸念している方もいます。換気口や排気設備の特徴を伝えるとともに、日頃のから点検・整備を続け、強みとしてアピールしましょう。扇風機やサーキュレータを設置している場合、どのように設置すれば心地よい環境を維持できるかといったことも伝えてください。営業後をイメージしやすくなります。日光が届かないことは地下店舗のデメリットだと思われがちですが、時間とともに変化する日差しを気にしなくてすむ、食品の管理がしやすいといったメリットにつながります。


画像素材:PIXTA

空中店舗売却のためのポイントは?

地下店舗同様に、空中店舗は周囲の環境の影響を受けにくいといえます。また、路面店からは見えない街の景色や夜景を楽しめるのは空中店舗ならでは。眺望の良さは、滞在時間を楽しむ業態にとって大きなメリットになります。

空中階の場合、「店内が見えないから入りにくい」という意見がありますが、そうとは限りません。道路から天井面が見える場合、天井のデザインやペンダント証明などを活用して店の雰囲気を発信し、興味を引くこともできます。店内の使い勝手はもちろんのこと、道路からの見え方を考えてみると魅力となるポイントは増えます。一方、道幅が狭く道路からはまったく店の様子がわからない場合、袖看板や1階入口部分の看板設置が重要。設置が可能な場合、大きなPRポイントになります。

大切なのは、現在、地下店舗・空中店舗に出店している売主の方の声です。メリットはもちろん、デメリットとその対処法を親身に伝えることも大切にしてください。

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