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飲食店の古い店舗は売却できる?高額買取を狙うためのポイントや注意点を紹介

2024年5月9日 更新


画像素材:PIXTA

飲食店を閉店するときに問題になるのが、物件をどのように手放すかでしょう。特に築年数が経った物件の場合、「古くても売却できるのだろうか」と不安に思う方は多いのではないでしょうか。そこで、築年数が経った物件の売却についてまとめました。

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古い店舗は売却できる?

長く営業をしていれば内装や設備の劣化は進むので、時間が経てば経つほど店舗の価値は下がってしまいます。しかし、古い店舗は売却できないというわけではありません。売却できるか、どんな査定になるかは、需要の有無で決まります。そこで大切なのが、売却の仕組みや古い物件の売却のポイントを知ることです。売却ができなければ、内装や外装を解体するための原状回復工事をしなければならず、撤退コストは膨らみます。古さを理由にあきらめずに、売却を検討してみましょう。

売却するための4つのポイント

古い店舗を高額で売却できるかどうかは、次の点がポイントとなります。

■出店場所に魅力はあるか?
出店場所として、1階路面の店舗、間口が広くお客さまが入りやすい店舗、視認性が高い店舗は常に人気があります。人通りが多かったり、まわりにも店舗が多く出店していたりすると好立地といえます。長年営業してきた実績がある店舗であれば、出店エリアや立地などで優れた点があるのではないでしょうか。

また長年営業していれば、その店舗にはリピーターが多くいたり、広く認知されたりしているはず。安定した経営を続けてきた物件として評価されやすいでしょう。特に同業態の出店希望者にとっては理想的な出店場所だと考えられます。出店場所そのものに需要があれば、汎用性が高いという評価も受けられるので、同業者に限らず高額売却につながる可能性があります。

■どのくらいの規模か?
規模は大きければよいというわけではありません。近年は少ない人数で切り盛りできたり、開業資金を抑えられたりする小規模店舗の需要が高い傾向があります。

■設備は充実しているか?
屋上まで伸びたダクトや、厨房防水、グリーストラップなど不可欠な設備をゼロから設置すると相当な費用がかかります。古い店舗であっても設備が充実していると評価は上がり、買い手がつきやすくもなります。設備の評価を上げるには、管理が行き届いている必要があります。例えばグリーストラップであれば、定期的に清掃を行っていることが大切。日々の清掃を怠り、悪臭や害虫が発生したり、店内の衛生環境が悪化したりしていれば、当然評価は下がります。

■故障品・リース品はないか?
物件は古くとも、使える設備が安く手に入ることは買取希望者にとってうれしいことです。交渉が進みはじめてからエアコンや厨房設備の故障がわかると、買取希望者に良い印象を与えることはできず、不利な方向に話が進んでしまうこともあり得ます。売却先の募集をはじめる前に、故障がないか一通り点検してください。可能な範囲で整備もできるとよいでしょう。清掃が行き届いている設備、不具合のない設備は好印象となり、売却にプラスになります。
リース品は売却対象外です。何がリース品で、リース期限がどのくらい残っているか、残債をどのように払うかも確認してください。場合によっては一括精算するため、その分の費用は必要です。


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売却に向けての注意点

古い物件に限ったことではありませんが、買取希望者もいない段階で大家さんに解約予告を出してしまうことはNGです。退去日が近づいていることを理由に買取希望者から値下げ交渉をされることがあります。店舗売却の実績を持つ、信頼できる業者に依頼をし、解約予告の時期も相談するのがよい方法でしょう。もしも売却先が見つからなくても、解約予告をしていなければ、引き続き営業し、タイミングを見計らうこともできます。また売却できないケースも想定しておくのは大事です。原状回復工事の見積もりは余裕を持って取っておきましょう。状況によっては退去日から逆算して工事を進め、明け渡すこともひとつの方法です。

内装や設備が古いことは、店舗売却の成立を難しくすると考えがちです。ですが長く営業してきた強みを出したり、店舗売却の仕組みを理解したりすることで、よい結果が得られることは十分にあり得ます。前向きに検討してみましょう。

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